みなさん、ごきげんよう。このコーナー「今月の1曲」は編集長(自称)の夢咲すずが独断と偏見で決めた、その月に聴きたいオススメの楽曲をみなさんに紹介するコーナーです。
11月の今回は秋っぽい曲が思いつかなかったので、私が個人的に気に入っている吹奏楽曲をみなさんに紹介していきたいと思います。
今月の1曲はこちら!
広瀬勇人さん作曲の『西遊記~天竺への道』 です!この曲はタイトルの通り「西遊記」をテーマにした楽曲で、三蔵法師や孫悟空たちの険しい旅の様子を思わせるような迫力のあるかっこいい楽曲になっています。楽譜を販売しているブレーン様のサイトに楽曲解説があったので以下に引用させていただきます。
この作品は2016年、NPO法人「吹奏楽振興ネットワーク」の委嘱で大編成吹奏楽作品として作曲されました。
初演団体である愛知県立春日井南高等学校の所在地が「春日井市如意申町(にょいさるちょう)」というやや変わった名前で、「如意棒(にょいぼう)」と「猿」を連想させることから「西遊記」をテーマとした曲が作曲され、後に作曲者によって小編成吹奏楽版が作られました。
曲は、海に浮かぶ火山の島で岩から孫悟空が生まれる場面に始まり、様々な術を体得していく様子や、山に閉じ込められた後に三蔵法師と出会う様子、天竺を目指す道中、八十一の難の乗り越えていく様子、旅の目的を達成する様子などが描かれています。
楽譜は大編成版と小編成版があり、小編成版は最低13人から演奏できるようになっています。以前には私の後輩たちも吹奏楽コンクール中学校C編成(25人以下)の部でこの曲を演奏していました。演奏時間が6分15秒なのもちょうどいいですね。グレードは3.5なのでちょっと難しいですが、中学生でも頑張ればかっこよく演奏できる難易度だと思います。
私、こういう現代の日本人作曲家による吹奏楽曲って、好きなんですよね。こうしてブログや記事を書いているときも真島さんの楽曲をBGMとして聴きながら作業したりします。やっぱり吹奏楽曲っていいですね。
というわけで、最後は私の個人的な話になってしまいましたが今回はここまで!みなさんも自分のお気に入りの吹奏楽曲を見つけてみてはどうでしょうか!
次回は12月1日にお会いしましょう!それでは、また!